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あしょろルポ

北海道放牧酪農ネットワーク交流会in足寄

 8月21~22日
 10回目の開催となる「2013北海道放牧酪農ネットワーク交流会in足寄」が8月21日と22日の2日間の日程で行われ、町内をはじめ道内外から約130人が参加しました。
 1日目はあしょろ銀河ホール21を会場に、講演やパネルディスカッションが行われました。
 講演では、前京都大学地球環境学教授で松柏庵研究所の柏久所長が「乳文化から放牧酪農を考える」と題し、国の酪農政策の問題点や放牧酪農の可能性について講演を行いました。柏所長は、国が進めてきた『酪農家の経営規模拡大』は限られた日本の国土では限界があり、既存農家の離農が前提であると述べ「酪農振興法や不足払い法(正式名:加工原料乳生産者補給金等暫定措置法)も酪農民のためのものではない」と指摘。また「現在の牛乳・乳製品の生産・流通・消費に関する制度的構造は、乳文化の未成熟の上に成り立っているものであり、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)導入の有無に関わらず、このままの構造では日本の酪農には未来がない」と話し、健全な乳文化形成の必要性を説きました。柏所長は最後に「放牧酪農家はアウトサイダー(制度の枠組みからはぐれた人)になり、既存構造を変え、正しい乳文化を伝えていくために頑張ってください」と呼び掛けました。
 その後、前北海道立総合研究機構釧根農業試験場研究部長の石田亨さんが「放牧酪農への転換のための技術」を、足寄町放牧酪農研究会の吉川友二会長が「足寄町で築いた放牧酪農」をテーマにそれぞれ講演したほか、「北海道酪農の未来を切り開く放牧酪農」と題し、パネルディスカッションが行われました。
 2日目は、山村昭雄さん・裕子さん(茂喜登牛)の牧場でフィールド研修会を行い、傾斜地を利用しての低地放牧について知識を深めました。

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写真:松柏庵研究所の柏久所長

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