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あしょろルポ

足寄町地熱開発シンポジウム

 12月6日
 足寄町地熱開発シンポジウム(町主催)があしょろ銀河ホール21で開催され、町内外から約60人が聴講しました。
 基調講演では、九州大学の江原幸雄名誉教授が「地熱エネルギー利用の現状・課題と将来の展開の可能性」と題し、再生可能エネルギーの1つとして注目を集める地熱エネルギーについて解説しました。江原教授は「地熱発電による発電量は、太陽光や風力発電より大きく、天候に左右されない」のが利点とし、「地熱を発電だけではなく、農業や観光施設での利用など、どのように活用し付加価値を付けるかが重要」と話しました。
 また、日本はアメリカ・インドネシアに次いで世界第3位の地熱資源大国である一方、地熱開発には、発電コストや国立公園内での分布による開発制限のほか、地熱発電による温泉への影響が障壁となり、地熱による発電量は50万キロワット程度(世界第8位)と豊富な地熱資源のほとんどが活用されていない現状を説明。しかし、東日本大震災以降、持続可能なエネルギーとして注目されるとともに、最近はこれらの問題も解決されつつあると話し、今後の開発促進への期待感を寄せました。
 最後に江原教授は「再生可能エネルギーを進めるためには強い意志で推進しなければ達成することは難しい。地域の資源である地熱について理解を深めていただき、ぜひ地熱ファンになって」と訴えました。
 その後、北海道総合研究機構地質研究所の高橋徹哉さんが「北海道における地熱温泉エネルギーの利用と最近の話題」と題し、北海道の地熱資源の現況や利用状況などを報告したほか、「足寄町における地熱資源の分布及び資源探査の状況」をテーマにパネルディスカッションが行われました。

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九州大学の江原幸雄名誉教授

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北海道総合研究機構地質研究所の高橋徹哉さん