住所:足寄郡足寄町上螺湾
電話:0156-25-6131(NPO法人あしょろ観光協会)
足寄町の東に位置する螺湾地区には「日本一大きなフキ」として全国的にも有名な「螺湾ブキ」が自生しています。ラワンぶき自生地は平成28年の連続台風により螺湾川が荒れ、甚大な被害を受けました。自然回復が見込めないことから3年間復旧作業を行い、令和3年度より鑑賞を再開しております。
ラワンぶき(螺湾ブキ)とは?
世界には約20種のフキの仲間がありますが、日本で育っているのは、フキとアキタブキ(オオブキ)の2種です。食用として利用されるワセブキやミズブキは前者のフキ。足寄町螺湾地区で育つ大きな螺湾ブキは、後者のアキタブキと同じものとみられていますが、この螺湾地区の沢沿いに群生するフキは、草丈2~3m、茎の直径が10cmにもなり(かつては草丈4m、葉の最大径が2mにも達していました)、通常のアキタブキよりもずっと大型のものばかりです。最新の研究では、雌阿寒岳麓から流れてくる螺湾川や茂足寄川の水に含まれる豊富なミネラルによって、ここまで大きく育つということが判明しています。
6月27日
更新日:
先週末はいい天気でしたが、今週は不安定な天気が続いていますね。
生のラワンぶきの時期はそろそろ終わりとなり、これからは加工用のラワンぶきとなっていきます。
鑑賞用となる自生地のラワンぶきはこれから虫食いが多くなっていき、次第に枯れていきます。
例年7月中旬~7月末頃が見頃の終盤となります。今年は2Mを超えるラワンぶきが多くあります。