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平成30年度北海道防災総合訓練

10月11日
 台風により道内の広範囲で大雨災害が発生したことを想定した「平成30年度北海道防災総合訓練」が十勝・日高管内の8町村で始まり、本町では午前10時に防災行政無線で町民に呼び掛け、約100人が避難所である総合体育館に集まりました。
 当初本町では、ヘリコプターでの救出救助や物資輸送などの訓練も行われる予定でしたが、9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」の影響もあり、訓練の規模を縮小して行われました。
 企業展示ブースなどが設置された総合体育館内では、2年前の台風被害や本年3月の雪溶けによる河川増水に伴う被害の動画や写真を紹介したほか、地域防災計画書、避難所運営マニュアルなどを希望者に配布しました。企業からは北海道コカ・コーラボトリング株式会社が災害発生時に飲料水の無料提供が可能な災害対応型自動販売機、北海道と災害時に関する協定を締結している公益社団法人北海道柔道整復師会は災害時に役立つバッテリーやヘルメットなど、ヤマヤ物産有限会社は実際に被災地で使用されていた炊き出し器など、株式会社NTTドコモは18個の携帯電話を同時に充電することが可能な機器など、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は災害用伝言ダイヤル「171」の録音体験や避難所支援機器など、KDDI株式会社は充電機器やドローンなど、DoRAT(北海道災害リハビリテーション推進協議会)は近年注目されている災害関連死について予防策などを展示しました。
 総合体育館前の駐車場では、国土交通省北海道開発局帯広開発建設部が照明車、排水ポンプ車、NTT東日本はポータブル衛星車、KDDI株式会社は車載型基地局車、株式会社NTTドコモは小型衛星移動無線基地局車などを展示しました。
 足寄小学校6年生(54人)が防災教室で、講師の日本気象協会北海道支社の住友静恵さん(気象予報士)からクイズ形式で災害時に必要な物などを学んだほか、企業展示ブースで災害対応型自動販売機や災害用伝言ダイヤル、簡単に作れる防災グッズ作りを体験しました。
 訓練参加者には防災講話や炊き出しが行われたほか、株式会社ローソンからの支援物資(お茶)を参加者の協力の下館内に運び入れ、炊き出しのカレーライスと共に提供されました。防災講話では近年多発している大雨や地震、火山噴火などの自然災害に備えて日頃から防災について考え、訓練をきっかけに防災対策の必要性を再確認しました。参加者は、避難所における生活の肉体的疲労軽減の効果が考えられる段ボールベッドの組み立てを体験し、寝心地や耐久性などを確認するなど、9月に大きな地震を経験したばかりということもあり、いつ発生するかわからない自然災害などに対して危機感を持ち、訓練に参加していました。

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