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かえるネットワーク会議が開催されました

7月28日
 認知症高齢者や障がい者などが、道に迷ったり、行方が分からなくなった場合に対応するため、各種団体・事業所などの協力機関が情報共有をして早期発見・保護や認知症などに関する正しい知識や理解の普及啓発を行うための「かえるネットワーク」(事務局:役場福祉課地域包括支援センター)の会議が消防庁舎団員研修室で行われました。
 「かえるネットワーク」は平成16年にスタートし、47の協力機関で構成され、行方不明者が出た場合に、事前に公表の了承を得ている情報を役場から協力機関にメールやFAXなどで送られ、業務中に可能な範囲で捜索活動に協力する仕組みです。
 会議に先立ち、保多紀江福祉課長は「認知症は誰もが関わる身近な病気です。コロナ過により外出機会が減ることは、認知機能の低下にもつながっています。気になる人がいましたら、声掛けをしていただき、何かあれば役場等に連絡してください」とあいさつしました。
 会議では令和3年度の同ネットワークを活用した町内での捜索活動の実績報告はありませんでしたが、協力機関の役割確認などが行われたほか、認知症への理解を深めるための普及・啓発として「母の介護を振り返って」と題して山野敬子さんが母親の介護体験について講話をしました。
 講話の中で山野さんは「母と同居するときに、近所の方にも情報を伝えることで、地域の方々の協力も得られることができた。地域の見守りや介護サービス、かえるネットワークなどに支えられ、自宅での介護を続けることができ大変感謝しています。これからも多くの人にかえるネットワーク協力機関を知ってもらい、何かあったら気軽に相談ができるようになってほしい」と話をしました。

 

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