あしょろルポ

芽登小学校で「１日防災学校」

９月８日
　芽登小学校（上野精嗣校長）で全校児童を対象に、役場、警察、消防団、自衛隊、ネイパル足寄が協力して「１日防災学校」が行われました。
　初めに町総務課企画調整担当の中川主査から自分を守る「自助」について説明の後、新聞紙でスリッパを作成する体験をしました。
　その後グラウンドに移動し、消防車やパトカー、自衛隊の指揮通信社や給水車、発電機などを見学しました。児童らは初めて間近で見る警察や自衛隊の車両に「ホースは何に使うんですか」「荷台にはなにが入っていますか」とたくさん質問をしました。
　ネイパルあしょろによる防災資材の紹介では、簡易トイレの使用方法として液体を凝固剤で固める方法が紹介されました。
　上野校長は「実際に災害が起こったときには、緊迫してとても怖いと感じます。そんな状況の中でも自分の命を守るために、今日教わって体験したことを普段の生活から意識して過ごしてください」と話しました。
　児童らは「自衛隊の車を見られてうれしかったです」「給水車の設備から水を出したりしたのが楽しかったです。いろいろな防災体験ができてよかったです」と感想を話し、最後に中川主査から「災害時には自分の命を守ることが一番大切です。生きてさえいれば助けが来て、また笑顔で生活できる日が来ます」と災害時の教訓が話されました。