あしょろルポ

「交通安全・防犯」町民大会

11月21日
　足寄町「交通安全・防犯」町民大会（町交通安全協会、町防犯協会主催）が開催され、同会員らや交通安全指導員、本別警察署員など34人が参加しました。この大会は、地域住民の交通安全と防犯意識を高めてもらうことを目的として毎年開催されています。
　大会では、交通安全講話として本別警察署地域・交通課の佐藤理宇課長が「今年は鹿と車がぶつかる事故が例年に比べてとても多くなっています。足寄町は特に多く、管内で起きた81件の事故のうち50件が足寄町の郊外で起こっています。鹿を早く発見してすぐに止まれるようにスピードを出しすぎないこと、同乗者は後ろの席でもシートベルトすることが大切です」と話しました。防犯講話では本別警察署刑事・生活安全課の片桐秀樹課長が「今年は全国的に見ても刑法犯が増加しています。車内の見える場所に貴重品を置かない、短時間の外出でも家の鍵を施錠をする、センサーライトを設置するなど、基本的な対策をしっかりすることが大切です。メールや電話を使った特殊詐欺については返信・連絡をしないことが一番の防犯対策です。怪しいと思ったらすぐに『＃９１１０』に電話してください」と参加者に呼び掛けました。
　その後、足寄小学校の人見仁菜児童会長、足寄中学校の菅田紗里奈生徒会長、足寄高等学校の佐藤明日華生徒会副会長、町交通安全協会の菅原智美会長、町防犯協会の後藤次雄会長が決意文を読み上げ、交通安全と防犯を誓いました。