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第8回九州大学大学院農学研究院と足寄町との協力協定にもとづく講演会

12月2日
 第8回九州大学大学院農学研究院と足寄町との協定にもとづく講演会があしょろ銀河ホール21で開催され、町内外から90人が聴講しました。
 この講演会は同院と本町が締結している協定に基づき隔年で開催されていますが、新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりに開催され、今年は「十勝の農業と食の未来」をテーマに、同院環境農学部門生産環境科学講座の廣田知良教授と生命機能科学部門食料化学工学講座の宮本敬久教授が講演しました。
 初めに渡辺俊一町長は「足寄町の基幹産業は農業と林業で、気候変動や食の未来については、これからの生活や地域産業に大きな関わりのある内容です。貴重な講演を聴講する機会を用意していただき大変ありがとうございます」と話し、同研究院の中尾実樹院長は「食は作るところから食べるところまで、我々にとっても重要なものになります。北海道演習林を通して、これからもいろいろな情報提供をし皆さんのお役に立てるような活動を続けていけるようにまい進したい」とあいさつしました。
 講演では、廣田教授が「気候の変動と十勝農業」と題し、気候変動・温暖化による農業の変革について、冬には土壌凍結深が浅くなり農作物の収穫時期の変化や栽培作物の変化、夏は温暖化によりワインの産地が広がり、ワイン用のブドウの品質向上などについて話をし、宮本教授が「食の未来を考える」と題し、今後の食料事情と食の未来について、ゲノム編集と遺伝子組み換えの違い、ゲノム編集した「攻撃性を下げたサバ」や昆虫食、宇宙食などについて話をしました。

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廣田知良教授

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宮本敬久教授

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