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町内在住の倉形大さんが大型クジラの化石を発見
8月17日
町内在住の倉形大さんが、螺湾川の支流に堆積した泥や砂から大型クジラの化石を発掘し、足寄動物化石博物館(安藤達郎館長)の受付け横の特設コーナーに展示されています。
上螺湾で酪農を経営している倉形さんは、幼少から化石に興味を持っており、見ただけで化石を分かるようになりたいと今年7月1日に行われた化石教室(同館主催)に初めて参加しました。骨の形状など学んだことを基に、2年前の大雨で削られて現れた、モラワン層(2800万年前~2500万年前の地層)から次々と化石を発見しました。川に落ちていた大きな石も、見つけた化石とともに同館に持ち込み、調べた結果、2500年前の体長6~8mと推定される大型クジラの化石であることがわかりました。
倉形さんは「前から仕事の合間に化石がないか探していたが、見つけたのは今回が初めて。クジラと聞いて驚いた」と話しました。また安藤館長は「10年以上振りの発見で、しかも地元の方に見つけてもらえてうれしいです。そして、化石教室に参加したことで、化石だと気付いてくれたこともうれしいです」と話しました。
特設コーナーには重さが20㎏以上もある骨化石3つを展示しています。8月末までの予定でしたが、好評のため展示期間を延長していますので、ぜひこの機会にご覧ください。
写真左から倉形さん、安藤館長
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