あしょろルポ

醸造施設「BLANK　HARD　CIDER　WORKS」のオープンイベントが行われました

４月21日
　醸造施設「BLANK　HARD　CIDER　WORKS」（沼田正俊代表）のオープンイベントが行われ、足寄町産シードルや「コビトの台所」（岸智也代表）のひだまりファームの食材や足寄町産の鹿肉を使った料理などが振舞われました。
　渡辺俊一町長は「沼田さんの実現力、行動力のすばらしさを感じます。多くの人たちにこのシードルを楽しく飲んでいただき、広まってほしいです」と話しました。沼田さんは「僕自身ビールが苦手で、おいしいお酒がないかと探していくうちに、長野県のハードサイダーというシードルに出会いました。しかし、道内には見当たらず、それなら自分で造ろうと思いました。自分たちが目指しているのは自由な組み合わせ、りんごとパイナップルなど。今後は全国で取り組みのない掛け合わせをしていきたい。これからも自分で飲みたいものを造り、どこにでも手に入らないものにしていきたい」と話しました。
　シードルとはりんごを発酵させて作ったスパークリングワインの一種です。現在は余市産のりんごを使っていますが、農業生産法人足寄ひだまりファーム（同代表）では、螺湾地区で醸造用のりんごを栽培しており、今年できるりんごを利用したシードルも醸造予定です。
　来場した方々は、おいしいお酒と料理に終始笑顔で、にぎやかな盛り上がりを見せていました。