あしょろルポ

キノコ食育植菌体験会が開催

5月19日
　町内でしいたけ栽培などを行う株式会社アイザックスが「キノコの食育植菌体験会」を開催し、子ども連れなど15人が参加しましました。シイタケの原木栽培を家庭で体験してもらおうと、ミズナラの間伐材を使い、穴あけをして、種駒といわれるキノコの菌種が含まれる円柱状の小さな木材を穴に打ち込み、シイタケ栽培用の原木作りを行いました。
　この体験会は、株式会社アイザックスの相澤勲会長と自伐型林業を営むj.j forest workの鈴木勇一さん、そしてキノコ種菌種メーカーの森産業株式会社北海道営業所の平田雄也さんの協力により開催されました。
　原木作りの後には、アイザックスの菌床栽培のハウスを見学し、平田さんから菌床の製造から、キノコ栽培過程、キノコが大きく育つ条件などについて説明を受けました。
　相澤会長は「小さな子どもが参加してくれてうれしい。食育体験を通じて、命の素晴らしさを知ってくれるといい。シイタケの原木作り体験は来年も開催したい」と話しました。
　芽室町から家族で参加した親子は「子どもたちもシイタケ栽培の原木作りを体験でき、とても楽しかった」と感想を話しました。