あしょろルポ

医療介護連携研修会

11月25日
　医療・介護・保健・福祉に関する専門職の連携を図ることを目的とした令和７年度医療介護連携研修会が消防総合庁舎で開催され、医療や福祉、介護等に従事する職員ら43人が参加しました。
　「成年後見制度・日常生活自立支援事業について～本人らしい生活を実現するための制度活用～」をテーマに、足寄町社会福祉協議会の管野聡社会福祉士が成年後見制度・日常生活自立支援事業について解説。その後のグループワークでは、ケースの方が本人らしい生活を実現するために「どの支援制度を利用することが良いか」「身上保護と財産管理の視点から、成年後見人にどのような支援を期待するか」を各グループで検討して発表しました。発表者からは「施設入所や公営住宅入居、介護サービス利用時の契約」「持ち家、車などの処分や支払いなどの金銭管理」「本人らしい生活を実現するためにすべてを支援するのではなく、本人に寄り添いながらサポートしていく」などの意見がありました。