あしょろルポ

足寄中学校卒業証書授与式

３月15日
　第72回足寄中学校卒業証書授与式が同校体育館で執り行われ、52人の卒業生一人一人に長江教貴校長から卒業証書が手渡されました。
　式では長江校長から「皆さんの中学校生活３年間は、よく努力し立派でした。特にこの１年は、皆さんの輝いている姿を見ることができた。卒業にあたってのお願いが二つある。まず、一つ目に素直に感謝できる人になってほしい。当たり前すぎて日常に感謝を忘れがち。これからたくさんのありがとうに気付き、素直に感謝できる人になってください。二つ目に、あいさつ返事ができる人になってほしい。おはようとこんにちはを笑顔ですることは、自らのやる気の源にもなる。あいさつのできる人には、必ず良い事が訪れます」と式辞が述べられた後、この日のためにアメリカから駆けつけた雲田康夫同窓会長から「今から35年前に豆腐を広めるためにアメリカに渡った。アメリカで頑張れたのは、ふるさと足寄があったから。35年間で学んだことを皆さんに伝えたい。一つ目に夢を持ちなさい。皆さんはまだ原石です。二つ目に諦めてはだめ。３年間で学んだ教えを守りながら諦めずに遂行して。三つ目に感謝すること。両親への感謝の気持ち、先生方への恩を忘れないで。皆さんのこれからの活躍に期待します」と卒業生にお祝いの言葉が贈られました。
　また、別れのセレモニーでは学校生活を振り返るスライドショーが上映されたほか、全校生徒で「君を忘れない」が合唱されるなど、心温まる卒業式となりました。