あしょろルポ

ラワンブキの青空教室

6月23日
　子どもたちに町特産の螺湾ブキについて関心を持ってもらおうと町鷲府の鳥羽秀男さんの農場で、足寄小学校（大宮秀夫校長）の２年生を対象とした「ラワンブキの青空教室」が行われ児童37人が参加しました。この教室は平成14年から実施していますが、去年と一昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止または学校体育館での開催となり、農場での「ラワンブキの青空教室」は３年ぶりの開催となりました。
　児童らは、同農場の鳥羽昇子さんから十勝の農業や螺湾ブキについて、イラストを使った説明を受けた後、畑で身長を超えるまで大きく成長した螺湾ブキを観察しながらスケッチをしました。その後、螺湾ブキに鳥羽農場お手製のみそを付けて試食をした児童らは「螺湾ブキはとてもおいしい。もっと食べたい」と感想を話しました。
　最後に鳥羽さんは「いろいろなものには旬があり、旬の食べ物は栄養価も高くおいしいです。これからもっと旬なものを食べる機会は増えてくると思いますので、旬の分かる大人になってください。今日、学んだ螺湾ブキについて家族の皆さんにも話をしてみてください」と話しました。