あしょろルポ
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第38回ふるさとを考える町民のつどい
2月9日
第38回ふるさとを考える町民のつどい(自治会連合会主催、二川靖会長)があしょろ銀河ホール21で開催され、約50人が参加しました。
開会に先立ち、二川会長は「災害に生活が脅かされることは他人事ではありません。災害から身を守るためには準備と行動が大切です。自治会活動も高齢者により役員の成り手がいない厳しい状況が続いていますが、町民のつどいを契機に各自治会で自主防災組織の結成と自治会活動の継続、活性化を図ってほしい」とあいさつしました。
本年度は元日本航空㈱客室乗務員、客室訓練部サービス訓練総括で㈱ASTREAの佐藤由利代表取締役を招いて「緊急事態は突然に~航空業界に学ぶ!もしもに備える仲間づくり~」と題して航空会社の危機管理とリスク管理、人材育成などについて講演しました。講演で佐藤さんは「昨年の日本航空旅客機と海上保安庁航空機の衝突事故で旅客機の乗員・乗客の人命が守られたのは、客室乗務員が緊急時でも適切な行動を取ることができたからだと思う。それには、乗務員が日頃から訓練とイメージトレーニングを繰り返すとともに、職員としての信念と主体性があるから。災害はいつどこで起きるかは分からないので、起きることを前提に危機管理とリスク管理を考え、その時に行動できるようにしておくことが重要である。また地域で防災を進めるためには、より多くのコミュニケーションの機会を設けて関係性をつくることが大切」と話しました。
佐藤さんの講演の後には、町総務課企画財政室の職員が「自主防災組織って何だろう?自治会で出来る共助のススメ」と題して、自主防災組織の重要性について講話をしました。
講演では「大規模災害が起きると、公助の力は機能しなくなります。自主防災組織があれば、自助で生き残った人が多いほど、その人たちが共助の力となります。自主防災組織は自発的な組織です。地域によって災害リスクも違いますので、地域の皆さんで考えて組織を作っていただきたい」と話しました。
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