オンネトー・雌阿寒岳地区
北海道東部にある阿寒摩周国立公園は1934年に設立された、日本で最も古い国立公園の1つです。阿寒摩周国立公園の南西部に位置する雌阿寒岳とオンネトーは、15万年前の火山噴火によって形成されました。自然と原始的な美しさが残るエリアの1つです。雌阿寒岳は足寄町と釧路市に跨る日本百名山の一つで年間約1万人の登山者がいます。足寄町側の雌阿寒温泉登山口とオンネトー野営場登山口から登山する方が多いです。オンネトーの東岸やオンネトー湯の滝に向かって散策路があります。オンネトーの生態を守るため、動力船・非動力船ともに湖への乗り入れはできません。12月上旬から4月上旬まで雌阿寒温泉からオンネトーまでの道は冬季閉鎖されます。スノーシューで散策路などを通りオンネトーまで行くことができますが、湖上はガスや温泉が湧きだすことにより氷がない場所や薄い場所がありますのでご注意ください。
里見が丘公園
大型滑り台は全長51mで十勝最大級!クライミングウォールなどの複合遊具やふわふわドーム、水遊びができる広場や幼児用遊具があり一日中遊びつくせます!疲れたら足湯へ。令和5年に公園のすぐ横に銀河の湯あしょろがオープンしました。公園での遊びや野球場・競技場・体育館でのスポーツのあとに温泉で疲れを癒すことができます。
遊 具
ふわふわドーム
足 湯
足寄動物化石博物館
ミニ発掘体験など体験メニューがたくさん!足寄で産出した化石など23体の骨格標本が展示されている。海の動物たちの進化が学べる博物館。博物館での体験・里見が丘公園での遊び・市街地での買い物と食事のセットで一日中足寄を楽しむことができます。
下図をクリックで公式ホームページへ移動します。
特 産 品
螺湾(らわん)ブキ 北海道遺産
足寄町の東に位置する螺湾地区には、「日本一大きなフキ」として全国的にも有名な「螺湾ブキ」が自生しています。世界には約20種ほどフキの仲間がありますが、日本で育っているのは、フキとアキタブキ(オオブキ)のみ。普通、食用として利用されるワセブキやミズブキは前者のフキ、足寄町螺湾地区で育つ大きな螺湾ブキは、後者のアキタブキと同じものとみられていますが、この螺湾地区の沢沿いに群生するフキは、草丈2~3m、茎の直径が10cmにもなり(かつては草丈4m、葉の最大径が2mにも達していました)、アキタブキよりもずっと大型のものばかりなので、もしかしたら別のものなのかもしれません。砂質の土壌と豊富な螺湾川の水資源、周辺の樹林によって、これほど大きく育つと考えられています。
「ラワンぶき」の名称は、足寄町農業協同組合が知的所有権(商標)を取得し、ポスターやパンフレットでPRし、本町の地域特産物として育ててきたのもであり、近年はテレビや新聞などで全国・全道に紹介されるようになりました。登録商標されている「ラワンぶきの種苗等」を他市町村に持ち出すことは、商標がそのまま品種名や俗称であるかのように一般名称化され、識別性が保てなくなる恐れがあることから、町及び農協、あしょろ観光協会など関係機関との申し合わせで「種苗等の町外持ち出し禁止」の措置をとっております。
見 頃
6~7月 ※7月中旬から8月になると虫による穴や枯れ始めるラワンぶきが出てきます
令和5年のラワンぶきは天候により例年よりも若干小ぶりとなっております。
購 入
ラワンぶきは6月に収穫します。生ラワンぶきについては農産物直売所寄って美菜(電話0156-28-0303)までお問合せください。(6月30日で終了しました)
水煮、塩漬け、漬物などの加工品については、道の駅あしょろ銀河ホール21(駅内特産品ショップ、駅南側の直売所寄って美菜)等で購入できます。
※令和5年のラワンぶき狩りは6月25日に終了しました。
料 理
ラワンぶきはアクが少なく、ミネラルが豊富で食物繊維も多く含まれています。肉厚で瑞々しく、一般的な山ぶきと繊維の本数は変わらないことから非常に食べやすいです。特に収穫時期にしか食べられない生のラワンぶきは、さわやかな山の風味と心地いいシャキシャキした食感を味わうことができます。
生ラワンぶき:天ぷら、塩漬けにして保存 など
水煮・塩漬け:おでん、みそ汁、サラダ、煮物、きんぴら、カレー、肉詰め、炒め物、漬物、肉詰めのフライ、グラタン、炊き込みご飯、など様々
※塩漬けは一晩流水にさらして塩抜きしてください。
食 事
町内ではラワンぶきを食べられる飲食店があります。
※時期や年により取扱いが異なることから詳しくはあしょろ観光協会(0156-25-6131)にお問い合わせください。
自生地について
上螺湾にあります観賞用の螺湾ブキ自生地は平成28年の台風により螺湾川が荒れ、甚大な被害を受けました。平成29年度より周辺環境に配慮しながら復旧・整備を続けてきました。2m以上の螺湾ブキが安定して生育する状態となるには数年必要となることから、圃場内へ立入禁止としておりましたが、大きさが安定してきたため令和3年より鑑賞用自生地への入場を再開しております。
お問合せ
- 足寄町役場経済課商工観光振興室商工観光・エネルギー担当(0156-28-3863)
- あしょろ観光協会(0156-25-6131)