利用できる介護サービスの種類
要介護(要支援)認定の結果、要支援1、2または要介護1から5と認定された人は、介護サービス(在宅サービス、施設サービス、ただし、購入費の支給を除く)の費用の1~2割を自己負担することで、次のようなサービスを利用することができます。どのようなサービスを利用するかは、その人の状態や周りで介護をする家族の意向をふまえて、担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)などと相談して(要支援であれば地域包括支援センターなど)、プランを立てます。
住宅サービス
在宅で受けるサービス
要介護1~5 | 訪問介護(ホームヘルプ) |
要支援1・2 | 介護予防訪問介護(ホームヘルプ) |
ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排せつ、食事の介助等の身体介護や生活援助を行います。 |
要介護1~5 | 訪問看護 |
要支援1・2 | 介護予防訪問看護 |
疾患などを抱えている人について、看護師等が訪問し、主治医の指示に基づき療養上の世話や診療の補助を行います。 |
要介護1~5 | 居宅療養管理指導 |
要支援1・2 | 介護予防居宅療養管理指導 |
医師、歯科医師、薬剤師、栄養管理士等が自宅を訪問し、療養上の管理・指導を行います。 |
要介護1~5 | 紙おむつ等の支給 |
要支援1・2 | |
紙おむつ、紙パンツ、尿取りパットを必要とする方に対し、1割の負担で購入できる利用券を支給 (月額 6,000円以内の購入に対して給付) 福祉課介護保険担当に申請してください。 |
施設などに通って受けるサービス
要介護1~5 | 通所介護(デイサービス) |
要支援1・2 | 介護予防通所介護(デイサービス) |
デイサービスセンター等に通い、入浴、排せつ等の日常生活上の支援や機能訓練などが受けられます。 |
要介護1~5 | 通所リハビリテーション(デイケア) |
要支援1・2 | 介護予防通所リハビリテーション(デイケア) |
介護老人保健施設や医療機関等で理学療法士等による日帰りのリハビリテーション等が受けられます。 |
要介護1~5 | 短期入所生活介護(ショートステイ) |
要支援1・2 | 介護予防短期入所生活介護(ショートステイ) |
介護老人福祉施設等に短期間入所して日常生活上の支援や機能回復訓練などが受けられます。 |
要介護1~5 | 短期入所療養介護(ショートステイ) |
要支援1・2 | 介護予防短期入所療養介護(ショートステイ) |
介護老人福祉施設等に短期間入所して医学的な管理のもとで介護・医療・機能回復訓練等が受けられます。 |
その他サービス
要介護1~5 | 福祉用具貸与 |
要支援1・2 | 介護予防福祉用具貸与 |
日常生活の自立を助けるための福祉用具が借りられます。 |
要介護1~5 | 特定福祉用具販売 |
要支援1・2 | 特定介護予防福祉用具販売 |
入浴や排せつのための道具など、貸与になじまない福祉用具を販売し、その購入費を支給します。(限度額は年間10万円) |
要介護1~5 | 住宅改修費の支給 |
要支援1・2 | 介護予防住宅改修費の支給 |
手すりの取り付けや段差解消などの住宅改修をした際に、原則20万円を上限として改修費用を支給します。※事前に申請が必要です。 |
施設サービス
要介護1~5 | 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) |
常に介護が必要で自宅での生活が困難な人が入所して、日常生活上の介助などが受けられます。 |
要介護1~5 | 介護老人保健施設(老人保健施設) |
状態が安定している人が在宅復帰できるよう、医学的な管理のもとで、リハビリテーションや看護・介護を行います。 |
要介護1~5 | 介護療養型医療施設(療養病床等) |
病状が安定し、長期の療養を必要とする人が入所して、医療・看護・介護などを受けられます。 |
地域密着型サービス
要介護1~5 | 認知症対応型通所介護 |
要支援1・2 | 介護予防認知症対応型通所介護 |
認知症のある人がデイサービスセンター等に通い、日常生活上の支援や機能回復訓練等を受けられます。 |
要介護1~5 | 共同生活介護(グループホーム) |
要支援2 | 介護予防認知症対応型共同生活介護 (グループホーム) |
軽度認知症のある人が、共同生活を営む住居において、入浴、食事、排せつなどの介護や機能回復訓練を受けられます。 |