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映画の楽しみ方
映画について語りあうと様々な発見があって心が躍る。
ただ見ただけでは忘れてしまうが、友人と語り合った映画はなかなか忘れないものである。
先日、友人と三人で映画を見終わった後のこと、
A 「この映画は面白いんだろうか。」
私「なんともいえない。」
B「俺は結構見れたよ。」
正直私はこの映画がよくわからなかった。
なのでこの映画を楽しめたBの感想が気になった。
私「どこがよかったの?」
B「意味は分からなかったけど、ヒロインが本当にかわいい。一生見てられる。」
私「その気持ちだけで、2時間の映画を楽しみきれるってすごいな。」
B「目の保養のために映画を見ているからね。」
目の保養のためならこんなに時間をかけなくても写真集とか見とけよ。
なんて野暮な感想が頭によぎったが発言を控えた。
A「あのシーンのこの人ってどういう気持ちだったんだろうねえ。」
急に、私からしたらわき役中のわき役の話が舞い込んできた。
私「俺は主人公の気持ちを考えるのでいっぱいいっぱいよ。」
B「そんな人いたっけ?」
A「気が抜けるわ。俺は、この人の気持ちこそこの映画の伝えたいことのような気がするんだよねえ。要するに(以下大演説)」
・・・
私「お前は天才かよ」
B「Aとこの映画を見れて本当に良かった」
Aによる大演説があった後、私とBは彼に大きな拍手を送った。
映画の楽しみ方はいろいろあるけれど、やはり人と語り合えることに大きな意義があると思う。
価値観や視点の違いに気づかされるとてもいい機会になる。
今回はたまたま友人と映画を見て語りあったが、たくさんの人が見ている映画は多くの語りの機会があり、それだけで大きな価値があるように感じる。
ダイバーシティってこういうところから進んでいくのかな。
とりあえず、鬼〇の刃の映画を見たいと思う。
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