実習生の声

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 このたびは、2週間にわたり地域医療実習をさせて頂きまして有難うございました。実習で経験したことが初めてのことばかりで、少しでも沢山のことを経験しようと思っているうちにまたたく間に実習期間が過ぎてしまいました。

実際に研修を通して感じたことは、患者さんは一つの病気だけではなく沢山の疾患を抱えていて、それを総合的に診ていかなければいけないという事です。患者さんにとって、何が一番生活に支障を与えているのか、それを考えないといけないと感じました。また、患者さんの年齢や家族の有無、本人の意欲、住宅環境など多角的に見る能力が地域医療には求められると感じました。また、リハビリや会議などの場面で、病院間や多職種との関わりがとても大事だと思いました。

 私は、今回嘔気を主訴とした患者さんを担当させていただいて、実際にプレゼンを行った事で自分が分かっていなかったことが凄く良く分かりました。鑑別疾患をただ挙げるだけではなく、命に関わるものを除外しないといけないということを痛感しました。このような地域では、特に訪問診療時にできる検査が限られるので、いかに重大なものを見落とさないかが重要だと思いました。また、身体診察も沢山取らせていただいて、まだまだ沢山勉強しなければいけないことがあると感じました。

 これからは積極的に実習を受け、ひとつ一つのことをしっかり自分のものにしていきたいと思います。今回の経験を糧にし、今後の実習に活かしていきます。将来、常に学び続けることを忘れない医師になりたいと思います。

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