看護部理念
私たち看護師は、いつまでも地域住民が健康で長生きできることを願い、
信頼され親しまれ、地域に根ざした病院づくりを目指しています。
また、人の心の痛みが分かる看護を理念とします。
看護部基本方針
- 安全で快適、そして安心できる質の高い看護を提供します。
- 機能・役割を理解し、看護を実践できる人材を育成します。
- 地域での連携を強化し、継続看護を推進します。
- 個々のコスト意識を高め、病院経営に参画します。
- 地域住民の地域活動・健康教育活動に寄与します。
看護配置・体制・方式
≪看護配置≫
一般病棟入院基本料(地域一般入院料3)15対1・看護配置加算・看護補助加算2
≪勤務体制≫
2交代制(日勤/8:35~17:05、夜勤/16:00~9:00)
≪看護方式≫
チーム・ナーシング制を基本とし、個別受け持ち制を取り入れた看護を実践しています。
看護師長の挨拶
足寄町国民健康保険病院は、全国屈指の広大な面積を有する足寄町において、町内唯一の入院病床を有する病院として、急性期・回復期の医療を担っています。
2次医療機関まで約1時間を要する地域の救急医療を担う基幹病院として、24時間365日救急患者様の受け入れ態勢を整備し、地域住民が安心して暮らせるよう日々努力しています。
また、急性期を過ぎた患者様の、在宅復帰や施設入所に向けたリハビリや支援を行うべく、高度急性期病院からの回復期の患者様の受け入れを積極的に行っています。
人口の減少と少子高齢化の中、医療と介護・保健・福祉との連携が益々重要となってきており、町内のみならず、近隣の医療機関・介護施設、事業所・福祉課・訪問看護ステーション等と密に連携をとり、地域住民がいつでも安心して必要な医療を安定的に受けられるよう、看護部一同日々研鑽しています。地域を愛し、地域から愛され信頼される看護部を目指し、明るく元気で、お互いを尊重しあい成長しあえる職場作りに取り組んでいます。
スタッフ一人一人が看護部のかけがえのない大切な存在です。共に働く仲間を大切にする環境の中で、それぞれが思い描く看護を実現していってくれることを願っています。
看護師長 小林 晴美
看護部門紹介
外来の紹介
外来患者様は、生活の場が家庭(地域社会)であるため、患者様に関する治療上・看護上の情報が得難いといった特徴があります。特に当院の患者様の高齢化率は高く、より一層難しい状況にあります。外来看護業務は、健康維持に関する指導や身体の異常に対して、適切な治療・サービスの提供を強く求められます。
当院外来では、限られた時間の中で個々のニーズに合った看護を提供できるよう、まずは患者様一人一人の話を聞くことから始めています。地域住民一人一人の顔の見える関係作りを念頭に、地域密着型の病院を目指しています。また、スムーズな診療を心掛けるため、待合室や診察室を広く設け安全面に配慮したり、接遇などのソフト面にも注意し、患者様の満足度アップに日々努力しています。
外来エントランス
※二階にあるオルゴール人形は、足寄町出身の松山千春さんから寄贈されたものです。
人工透析室
16床のベッドを有し、月・水・金曜日は午前・午後の2部体制、火・木曜日は午前のみの1部体制で血液浄化治療を行っています。患者様とのコミュニケーションを密にしながら、フットケアや生活指導などを行い、安心した透析生活が過ごせるよう取り組んでいます。
人工透析室
病棟
60床の内科・外科・整形外科の混合病棟で、地域の皆様が安心して入院できる病棟を目指しています。対象疾患は急性期のみならず、回復期・慢性期・がん末期のターミナルケア・高齢者・認知症の患者様にも対応しています。病棟スタッフは、しっかりとしたキメ細かな看護・介護の提供を心掛けており、熱い使命感に燃えています。
また、地域医療連携にも力を入れており、急性期病院からの転院・施設や在宅からの受け入れ・訪問診療のバックベッド等様々なケースに対応しています。
平均在院日数や医療看護度等に捉われることなく、心のこもった入院相談・退院調整・在宅復帰支援等を実践しており、地域の皆様に信頼され親しまれる病院を目指し日々奮闘しています。
病棟スタッフ1
病棟スタッフ2
病棟スタッフ3
看護部教育委員会
≪看護部教育方針≫
看護部の教育目的は、専門職業人として地域住民に質の高い看護を提供できる看護職員を育成することです。個々の看護職員が主体的に研修を積み重ね、人間として、看護者として成長できるよう、日々勉強会や教育・研修に取り組んでおります。目的達成のため、院内研修や院外研修、専門学会参加、発表会等を実施しています。
新人看護職員に対しては、プリセプターシップ+エルダー制を導入し、支援・育成しています。
≪教育委員会目標≫
現場に「自立」の種を撒くための土壌作り
1.個々が年間目標を自覚し、達成するための院内外の研修会に積極的に参加できる。
2.当院独自の「看護手順書」の作成・改訂と評価基準の作成
3.教育委員が役割意識を持ち、研修会等の企画・運営ができる。
≪新人看護職員の育成≫
当院では、1人の新人に1人の決められた先輩看護師がつき、学習支援や精神的なサポートを行うプリセプターシップを導入しています。プリセプターとなる先輩看護師も自ら学びながら新人をサポートし、共に成長できることを目指しています。院内外の研修での学びや自己学習を、看護実践に結び付けながら経験を重ね、看護技術・知識が習得できるように支援しています。バックベッド等様々なケースに対応しています。平均在院日数や医療看護度等に捉われることなく、心のこもった入院相談・退院調整・在宅復帰支援等を実践しており、地域の皆様に信頼され親しまれる病院を目指し日々奮闘しています。
≪院内研修≫
感染対策・医療安全管理・褥瘡対策・接遇などの他、栄養管理・呼吸ケア・緩和ケア・せん妄・認知症ケア・輸血関連・救急医療・メンタルヘルス等々、その時々にタイムリーなテーマの研修会を企画・開催しています。
医療安全ガイダンス
注射等手技研修
医療機器取り扱い研修
感染症対策研修
検体採取研修
CPR研修
リハビリ研修
診材研修
医薬品取扱研修
画像診断研修
≪院外研修≫
院外教育については、内部規定に基づいて出張扱いにより機会が与えられます。
その他、体験・研修・実習受け入れ事業
当院では看護学生の実習指導を行っています。また、他施設からの研修生も受け入れています。
1.旭川医科大学 看護科 早期体験実習
2.足寄高校インターンシップ職場体験
3.足寄中学校 職業体験・職場見学
4.小学生の職業体験・職場見学
求人情報
※私たちと共に足寄町国民健康保険病院で看護しませんか?
「当院で働きたい」「地域医療に興味がある」という意欲をお持ちの方をお待ちしています!
→ 「職員募集要項」をご参照ください。