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雌阿寒岳

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新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今年は雌阿寒岳登山をする方が大幅に増加しています。雌阿寒岳登山をする際に、自家用車やレンタカーで登山口まで来られる方が多いですが、駐車場には限りがあることから、できるだけ乗り合わせで来られますようお願いいたします。私有地や道路・通路への駐車は、通行の妨げになったり事故を誘発したりすることがありますので、お控えいただきますようお願いいたします。

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雌阿寒岳

 雌阿寒岳(1,499m)は阿寒湖南西部にそびえる山脈地帯で最も標高の高い山で、約2万前の火山活動によってできた10つの山頂が複合した火山です。6月から7月には多くの高山植物が咲きます。白い花が特徴的なメアカンフスマ(Arenaria merckioides)と黄色い花が特徴的なメアカンキンバイ(Sibbaldia miyabei)はどちらも雌阿寒岳で初めて発見された植物です。特に、雌阿寒岳と阿寒富士の間には美しい花の草原が広がります。登山ではエゾアカマツ林からハイマツ帯へ、ハイマツもまばらとなり巨岩が目立つ風景、山からのオンネトー、森林限界を超えた岩の世界、生きている噴火口の世界など、生きている地球の一部を体感できます。

雌阿寒岳登山

雌阿寒岳への登山コースは多様で、どれも3時間から4時間で登ることができます。山頂では湯気を立てる火口やゴツゴツした火山地形、阿寒湖、雄阿寒岳、摩周岳などを眺めることができます。

オンネトー雌阿寒岳周辺図


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  • 雌阿寒温泉コース(全長3.0km 高度差800m 平均勾配27%)

 雌阿寒温泉コースは、アカエゾマツの森から始まり、その後ハイマツ帯となっていきます。5合目を過ぎれば、オンネトー湖を一望でき、天気の良い日には遠くに大雪山を拝むこともできます。ガレ場を進み、9合目を過ぎると、火口内の赤沼と噴気が見え、山頂まで火口縁に沿ながら歩きます。オンネトーコースよりは勾配がきついですが、コース全長は短いため、多くの方がこのコースを利用しています。登山口の近くに雌阿寒温泉町営駐車場(登山口近くの臨時駐車場含めて約70台可)があり、トイレ(水洗、通年利用可)もあります。

※登山や散策の方は町営駐車場の利用をお願いいたします。

  • オンネトーコース(全長4.4km 高度差860m 平均勾配19.5%)

 オンネトーコースは、オンネトー野営場から始まり、針葉樹と落葉樹が混ざった森の中を進みます。5合目付近のハイマツ帯では景色が開け、背後にはオンネトー湖を望むことができます。6月〜8月には、雌阿寒岳と阿寒富士の間にある鞍部に多くの高山植物の花が咲きます。8合目以降は、ガレ場となります。砂地が多いことから、足を滑らせたり、石を落として他の登山者に当てないように気をつけてください。7合目分岐から阿寒富士に進むルートがあります。阿寒富士の往復所要時間はおよそ1時間30分です。登山口はオンネトー国設野営場の駐車場(100台可)にあり、野営場のトイレ(水洗、冬季閉鎖)が利用できます。

  • 阿寒湖畔コース(全長6.2km 高度差760m 平均勾配12%)

  阿寒湖畔コースは、アカエゾマツの森が広がる林道から傾斜の緩やかな道が続きます。1000メートル付近からはハイマツ帯に変わります。その後、雌阿寒岳の山頂の1つである剣ヶ峰近くに咲く、高山植物の中を歩き、火口縁に沿ながら、ガレ場の尾根を歩けば阿寒湖と雄阿寒岳の素晴らしい景色を堪能できます。

雌阿寒岳火山防災

雌阿寒岳は活火山です。山頂から眺める壮大な景色は登山するだけの価値がありますが、火山の危険性と知識も必要です。

雌阿寒岳最後の大きな噴火は1955年です。2008年の小さな噴火の後、警戒レベル2となり山頂付近(7合目から)の登山道は閉鎖され、2009年に解除され警戒レベル1となりました。その後も状況により警戒レベルが2になるなど、いまだに火山活動は活発で定期的にガスが発生しています。

雌阿寒岳では火山噴火の危険範囲や必要な防災対応によってレベル1~5まで噴火警戒レベルが設定されています。

↓警戒レベル最新情報↓(気象庁のホームページで確認してください)

気象庁のホームページ

レベル 火山活動の状況 規制などの対応
5(避難) 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。 危険な居住地域からの避難等が必要。
4(避難準備) 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まっている)。 警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者等の避難等が必要。
3(入山規制) 居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 住民は通常の生活(今後の火山活動の推移に注意)。状況に応じて要配慮者等の避難準備等。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。
2(火口周辺規制) 火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。

住民は通常の生活(今後の火山活動の推移に注意)。

火口周辺への立入規制等。

1(活火山であることに留意)

火山活動は静穏。

火山活動の状態によって、加工内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲内に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

状況に応じて火口内及び近傍への立入規制等。

雌阿寒岳噴火警戒レベルリーフレット(PDF) (564.2KB)

登山注意事項

  • ラジオや携帯電話を携行し、随時情報収集をしてください。
  • 入山時に必ず登山者名簿に記入してください。
  • 噴火や落石に備えてヘルメット等の準備をしてください。
  • 出発する前に気象庁HPなどで最新の火山状況を確認してください。
  • 登山中に異常を感じたら身の安全を確保して速やかに下山し、いずれかの緊急連絡先に連絡してください。

緊急連絡先

  • 足寄町   0156-25-2141
  • 気象台   011-611-2421
  • 本別警察署 0156-22-0110
  • 釧路市阿寒 0154-66-2121
  • 釧路警察署 0154-23-0110

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