オンネトー

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時がとまる湖 オンネトー

オンネトーとは

オンネトーは阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、雌阿寒岳の麓にある周囲2.5kmの美しい湖です。その美しさと原生の魅力が多くの観光客を惹きつけています。季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わる神秘の湖です。

湖畔西側には木造の展望デッキがあり、雌阿寒岳と阿寒富士を背景としたオンネトーを一望できます。湖畔周辺には散策路が整備され、原生林に囲まれた手つかずの大自然を満喫することができます。周辺にはオンネトー湯の滝、雌阿寒温泉や登山の基点にもなる国営野営場(6~10月末まで)があります。令和4年6月からは野営場に隣接してオンネトー野営場休憩舎がオープンし、野営場利用受付、観光案内、休憩所、アウトドア等物品の販売・レンタル、軽飲食提供などが行われます。

なお、自然公園法に基づき、動力船やスノーモービル等のオンネトーへの乗り入れは規制されています。また、オンネトー本来の静寂さ、原始的な景観を維持するため、カヌーなど非動力船の利用や遊泳を含むウォータースポーツについては控えていただくよう、ご協力をお願いします。

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道道949号オンネトー線(雌阿寒温泉より奥側)及び道道664号、モアショロ原野螺湾足寄停車場線は冬期通行止めとなります。雌阿寒温泉までは行くことができます。

※冬季に雌阿寒温泉より奥に行く場合はスノーシューなどの装備が必要です。散策路外や湖上には危険な箇所もあるため、ガイドツアーやあしょろ観光協会のイベントへの参加をおすすめします。現地は携帯電話の電波がなく、救急要請しても冬季は特に到着まで時間がかかる場所です。

道道949号オンネトー線は例年12月上旬~翌年4月上旬まで冬期通行止めとなります。

道道664号モアショロ原野螺湾停車場線は例年11月上旬~5月上旬まで冬期通行止めとなります。

 

オンネトー地区のトイレについて(令和3年~)

オンネトー展望デッキトイレは老朽化のため取壊しとなり、今年から展望デッキ付近にはトイレがありません。また、オンネトー湯の滝への散策路入口にあるバイオトイレは、手洗い設備がないなど、十分な感染症対策ができないため、当面の間閉鎖しております。

周辺のトイレは

  • 雌阿寒温泉公衆トイレ
  • オンネトー野営場のトイレ(オンネトー国設野営場管理棟トイレ(24時間)・UPIオンネトー内トイレ(日中のみ))

の2か所となりますので、十分余裕をもってトイレのご利用をお願いいたします。

 GW期間中については雌阿寒温泉公衆トイレのみの供用となります。

※オンネトー湯の滝の横にある汲取り式の小さなトイレは緊急で使用されることがあるため、今シーズンも使用できます。

 

 

オンネトー周辺散策路について

  • 展望台コース

 オンネトー展望デッキ向かいに入口があり、800mほど登ると展望台がある。展望台からはオンネトーや雌阿寒岳が望める。ちょっとした登山に近い散策路のため、散策に適した靴と体力を要する。展望台からは野営場入口方面に抜けるルートとなる。

  • オンネトー東岸コース

 オンネトー東岸を周遊する1.6kmのコース。途中で雌阿寒温泉コースへの分岐がある。北側には錦沼からの沢がオンネトーに合流する箇所があり、色の変化を楽しむことができる。様々な場所から色々な表情のオンネトーを見ることができるのも魅力。アカエゾマツのほか、ナナカマドやイタヤカエデなどの広葉樹がある。オンネトー国設野営場につながっている。

  • アカエゾマツ純林コース(雌阿寒温泉コース)

 雌阿寒温泉町営駐車場(トイレ有)からオンネトー東岸コースの途中へつながる2.2kmのコース。アカエゾマツの純林やオンネトーに近づくにつれ植生の変化を楽しむことができる。モウセンゴケなども見ることができる。雌阿寒温泉側が高く、オンネトー側が低いため、オンネトー側から進む場合は登りとなる。

  • 湯の滝コース

 オンネトー南端の駐車場(トイレ有)から湯の滝までの約1.4kmのコース。ほかの散策路に比べると幅広く、ゆっくりとオンネトー周辺の自然を楽しみながら散策ができる。湯の滝に向かって多少登りの傾斜がある。

  • オンネトー雌阿寒岳周辺地図 

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オンネトーの結氷について

例年、11月末頃から12月上旬までの間で降雪が少ないなどいくつかの条件が整った年に美しい結氷を見ることができます。湖が鳴く声やアイスバブル、凍った湖面の映る雌阿寒岳など美しい景色を見られることがあります。

湖には数か所ガスや温泉が湧きでいている個所があり、そこは氷が薄かったり、氷がなかったりします。また、湖面の氷の厚さはその年、時期により違うため、落水や湖に物を落とさないよう十分にご注意ください(非動力船(カヌーなど)も乗り入れできませんので落としたものは永久に取れません)

静かで手つかずの自然環境を見に来ている方が多くいることから、大きな声を出して騒いだり、他の方の迷惑となるような行為はご遠慮ください。

 

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冬のオンネトーについて

道道949号オンネトー線雌阿寒温泉ゲートより奥が冬期車両通行止めとなることから、車でオンネトーを見に行くことができません。また、足寄町内でも例年積雪が多い地区であることから、長靴などで徒歩で見に行くこともかなり難易度が高いです。雌阿寒温泉町営駐車場(冬季もトイレ有)からスノーシューなど十分装備を整えた上で散策路を通りオンネトーまで行くことはできます。雌阿寒温泉より奥は携帯電話の電波がほとんどありません。緊急時の救急要請もすぐできませんし、到着まで長時間かかります。少しでも不安のある方は民間業者のガイドツアーを利用したり、例年2月上旬に行われるNPO法人あしょろ観光協会主催のスノーシューツアーへの参加をお願いいたします。

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関係機関

 

阿寒国立公園広域観光協議会(http://www.akan-mashu-nationalpark.asia)

 

阿寒国立公園を構成する11市町の自治体と観光協会で広域観光の振興を推進しています。

 

 ホームページでは、各市町の飲食店やビューポイント、温泉施設、特産品などを扱う販売店、登山や散策など101の情報を、市町別やカテゴリー別、シーズン別に検索することができるようになっています。各市町の景勝地を写真や動画で紹介するギャラリー、各空港へのアクセス情報、公園内をめぐるモデルコースも紹介しています。

 

国立公園満喫プロジェクト(環境省)(http://www.env.go.jp/nature/mankitsu-project/)

 

環境省では、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図ることを目標に、阿寒国立公園を含む8カ所の国立公園で「国立公園満喫プロジェクト」を実施しています。

 

 今後、自然の魅力を最大限引き出す取組や、公園区域内の大胆な利用の拡大を図るための取組等を、環境省と地元自治体や地元事業者、各省との連携により進め、2020年までに訪日外国人の国立公園利用者1,000万人の目標達成を目指しています。

 

オンネトー地区

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